【アラド戦記】自然セット(オブジェクトダメージ)のパーティープレイ時の期待火力

自然セッティング(通称:オブジェクトダメージセッティング)は、
サモナーを代表とする時間当たりの攻撃回数の多い職業に適性がある105レベルエピック装備構成のこと。

詳細はクローゼの百科箱さんの記事を参照。

今回はこの自然セットのキャラクターが、パーティプレイをしたときに、どれくらいの火力アップが見込めるのかを検証してみた。


ソロプレイに特化した装備セッティング

クローゼの百科箱さんの記事にも記載されている通り、自然セッティングはソロプレイ向けの装備構成である。

その理由は、被害増加のn%をダメージ値として敵にダメージを与える、オブジェクトダメージが、ダメージリソースの大半であるため。

修練の部屋で、サンドバッグに対して30秒間攻撃を行うと4億ダメージ程度与えられる。

4億ダメージのうち、2.8億ダメージは、装備ダメージ(オブジェクトダメージ)によるもの。

自然セットとは、この装備ダメージで敵に大ダメージを与えるのが特徴。


パーティプレイ時の期待火力

野良プレイヤーに協力してもらって、女クルセイダーのバフ(勇猛の祝福、勇猛のアリア、グランドクロスクラッシュ)をかけてもらい、
再度ダメージを計測した。

修練の部屋で、サンドバッグに対して30秒間攻撃を行うと33億ダメージ程度与えられた。
4億ダメージから33億ダメージ・・・、約8倍のダメージアップである。
(協力してくれた女クルセさんがバカルレイドレベルのバフ力を持っていた...)


それでは、ソロの場合と、パーティプレイ(バフあり)の場合のダメージを比べてみる。

各種スキルダメージは、21倍~27倍程度火力が上がっている一方で、
装備ダメージは1%の増加(誤差レベル)となっている。

これはつまり、装備ダメージにはクルセイダーのバフスキルによるステータス上昇(力/知能上昇、物理/魔法/独立攻撃力上昇)が適用されておらずスキルダメージにはこれらが適用されることを意味している。


自然セットとその他セットとの比較

自然セットはソロのときに4億ダメージだったが、装備ダメージがそのうちの68.7%を占有していた。
そして、この68.7%のダメージは、バッファーのバフ力が影響しない、固定ダメージとなる。

バッファーが、ダメージを20倍にするレベルのバフ力を持っている場合、パーティプレイ時に期待できる攻撃力上昇率の計算式は以下の通り。

期待火力 = 0.687 + ( 1 - 0.687 ) * 20
                = 6.947

一方で、自然セットではない装備構成(MP過消耗セット)の場合、固定ダメージはない。
4億ダメージ与えた場合、そのほとんどがスキルダメージによるものになる。
MP過消耗セットの火力指数を自然セットの90%程度と仮定すると、計算式はこうなる。

期待火力 = 0.9 * 20
                = 18

以上の計算結果から、MP過消耗セットなどのオブジェクトダメージを使用しないセッティングでは、パーティプレイで18の火力を出せるとき、自然セットでは、6.947しか火力が出せないと言える。

これは、非オブジェクトダメージ装備の火力を100%としたとき、自然セットの火力は38.6%
約4割程度の火力しか出ない計算になる。


結論

自然セットはソロプレイ向き、というよりもソロ専用とも言える。
パーティプレイでは0.5人分の火力しか出ないためである。

以上のことから、自然セット装備でパーティプレイをするのはおすすめしない。

特に初心者は、105レベルエピック装備セット選択箱などで、オブジェクトダメージ装備セットを受けとった人もいるが、オブジェクトダメージにはバッファーのバフが乗らないという事実を知っているプレイヤーにパーティプレイ申請を送っても申請が受理されない可能性があるので注意してほしい。

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