【アラド戦記】なんちゃってエテルナ専用レジェンダリー装備おすすめ計算機作ってみた

以前、追加ダメージを考慮してエテルナ専用レジェンダリー装備の組み合わせを考えてみたが、どうもおすすめ装備を着用してハードボスへ挑んでもきついままなので、もっと精緻に計算してみることにした。

参考にしたのは日本アラドの公式コミュニティのこの投稿と、
黒薔薇さんのブログで紹介されていたnamu.wikiのこの記事だ。


まえがき

ある程度ハングルを翻訳しながらダメージ計算式を読み解き、Googleスプレッドシートに計算機として作成した。

なんちゃって、としているのは、エテルナ専用装備がダンジョン内で強化される係数が不明だったため、所持しているキャラの街ステータスとダンジョンステータスの変化率から、エテルナ専用レジェンダリーセットの強化率を算出したからである。

そのため、独立職の火力が低く算出されてしまいがちである。
のちのち独立職にも別のレジェンダリーセットをもたせて強化係数を計測してみようとは思っている。

件のGoogleスプレッドシートはこちらから閲覧・編集可能だ。
黄色網掛けセルにステータスを入力することで、ダメージ値をレジェンダリーセット毎に計算し、おすすめのレジェンダリー装備を教えてくれる。

編集者が複数いると競合するので、ファイルタブからコピーを作成して、自分のGoogleドライブで使うほうがいい。

また、計算結果で出てくる1段目セット、複合セットとはなんぞや?という人は以前投稿した記事を見て欲しい。

以下、本編を記載するが、かなり長文になったので、興味のない人はページ下部の結論から読んでくれれば良い。


本編

それで、今回の計算機作成の過程でわかったことだが、エテルナ専用レジェンダリーセットは、どのセットも装備攻撃力上昇オプションがダンジョン内でのみ発動するようになっている。

そして、これらの装備攻撃力上昇値は、どのレジェンダリーセットを装備していても、また、エピック等級のエテルナ専用装備を装備していても変化しないのである。

例えば、武器、称号、アバターなど、その他諸々の装備可能なアイテムをすべて外し、エテルナ専用レジェンダリー装備のみをつけたときの街ステータスは上記のとおりだ。

装備攻撃力上昇の項目はそのほとんどが0%となっている。

追加ダメージのみ12%あるのは、特定種族への3%追加ダメと状態異常に対する3%追加ダメの計4箇所が、本来であれば特定条件下でのみ発動する追加ダメージだが、街ステータス上は加算表示されているらしい。

これがダンジョンに入った途端、画像の通り装備攻撃力上昇が一気に跳ね上がる。

ダメージ増加:576.0%
クリティカルダメージ増加:332.0%
追加ダメージ:30%
すべての攻撃力:362%
スキル攻撃力上昇:145%
物理/魔法/独立攻撃力上昇:400%
力/知能上昇:410%

ほぼすべての項目が100%を超えており、武器を装備していないにもかかわらず、力や物理攻撃のステータスは数万単位まで跳ね上がっている。

ここで注目すべきは追加ダメージの低さである。
エテルナ専用レジェンダリー装備には、追加ダメージオプションが多く設定されているが、その上昇値は低く、かつ、ダンジョン内に入った際のブーストもされていない。

そして、もう一つ注目すべきは、武器や称号など、エテルナ専用装備以外の装備を装着した状態でダンジョンに入場すると、当然、ステータスは上昇するのだが、装備攻撃力上昇オプションも上がっているのである。


つまり

火力アップの基本は、スキル攻撃力上昇と、その他の装備攻撃力上昇をなるべく100%に近づけ、均すことであり、エテルナ地域では追加ダメージが低いため、追加ダメージ上昇装備が、火力アップに必要なオプションということだ。

画像のソウルブリンガーの武器「戦場の情熱:アンガーバディル」は、50%の追加ダメージオプションが付いている。
また、称号「月の騎士の偉大な矜持」は20%の追加ダメージオプションが付いている。

それと比べると、エピック武器を所持していない、例えば、黒い聖殿の記憶武器は、すべての攻撃力とスキル攻撃力が大きく上昇する。

スキル攻撃力上昇は乗算でスキル係数に乗るため悪くはないのだが、エテルナ地域では桁違いなダメージが出ることから、追加ダメージの恩恵が大きい。


追加ダメージの計算例

ここからやや面倒な話をするので、読み飛ばしてくれても良い。

例えば、ステータスバフのかかる記憶の地だと上記のようなステータスになる。

スキル計算式をすべて記載すると、かなり複雑なので、スキル攻撃力上昇が100%、追加ダメージが30%だけあり、その他のダメージ増加はないと仮定して簡易的に計算式を書くと以下のようになる。

スキル係数[100%]×力[19266/250]×物理攻撃力[5869]×スキル攻撃力上昇[1*(1+1)]
=90,457,723ダメージ

※スキル係数=スキル説明にある%のこと。

このときの追加ダメージ30%は、単純に最終ダメージ×30%となるため、
904,577,232×0.3=27,137,316

しかし、エテルナダンジョンでは、知能、物理攻撃力が桁違いに跳ね上がるため、スキル攻撃力上昇を100%のままと仮定しても以下のダメージ計算式になる。

スキル係数[100%]×力[21746/250]×物理攻撃力[34,741]×スキル攻撃力上昇[+100%]
=604,382,228

追加ダメージは604,382,228×0.3=181,314,668となる。


追加ダメージ増加とスキル攻撃力上昇の恩恵の差

では、エテルナ地域における追加ダメージとスキル攻撃力上昇の恩恵の差を計算する。

スキル攻撃力が50%上がる場合、先程の計算式は以下のように変化する。

スキル係数[100%]×力[21746/250]×物理攻撃力[34,741]×スキル攻撃力上昇[1*(1+1.5)]
=755,477,786

追加ダメージは755,477,786×0.3=226,643,335となる。

通常ダメージは151,095,558、追加ダメージは45,328,667上昇するため、
合計すると196,424,225ダメージ増加している。

次は追加ダメージが50%上がる場合、先程の計算式は以下のように変化する。

スキル係数[100%]×力[21746/250]×物理攻撃力[34,741]×スキル攻撃力上昇[1*(1+1)]
=604,382,228

追加ダメージは604,382,228×(0.3+0.5)=483,505,783となる。
通常ダメージは変化はなく、追加ダメージが302,191,114増加している。

スキル攻撃力上昇によるダメージ増加量ー追加ダメージ増加によるダメージ増加量は、
196,424,224-302,191,114=-105,766,890 となり、
1億ダメージ程度追加ダメージ増加のダメージ増加量が大きいのだ。

ただし、スキル攻撃力上昇は総乗であるのに対し、追加ダメージは総和であるため、オプションが加わる(攻撃力上昇オプションの%が増えていく)ほど、追加ダメージの効率は落ち、スキル攻撃力上昇の効率は変化しない。


結論

エテルナ地域のダンジョンでは、ダメージ量の桁が違うため、追加ダメージの恩恵が大きい。

しかしながら、エテルナ専用レジェンダリー装備の追加ダメージは常時発動で30%、最大条件が揃っても42%しか上昇しないため、武器、称号、クリーチャーなどで追加ダメージを増加させることでエテルナハードボスへの火力が増加する。

そして、最も容易に追加ダメージを増加させられるものがある。

知恵の産物武器である「原初の夢」だ。
スキル攻撃力37%に加えて力/知能20%上昇、そして、50%の追加ダメージがついている。

知恵の産物は、強化・増幅・精錬ができない代わりに改造をすることになるが、
強化・増幅・精錬とは桁違いに費用がかかるため、改造せずそのまま使ってもいいだろう。

武器種によっては高価だが、5m~15mと安く競売に並んでいる場合もある。

あとは称号、クリーチャー、コレクトボックスくらいしか追加ダメージを上げる方法がない。

直近の追加ダメージがついた称号は、バステトの恩恵、歩いてアジア旅行、エミリアの応援、レムの応援、騎士の偉大な矜持などがあるが、どれも高価ではある。

また、追加ダメージがついたクリーチャーも、SDレム、焦熱の呪術師ミホ、古代の勇士リチャード、太古の声ダイアナ、親切なSDセリア、月の守護者ヤナ、天上の守護者キルケーなどがあるが、どれも高価で品薄だ。

やはり手っ取り早く追加ダメージを上げるとなるとエピック武器、その中でも原初の夢になるだろう。


おわりに

ここまで書いておいてなんだが、namu.wikiのダメージ計算式をざっくりと計算式に落とし込んだだけなので、実際に計算されたレジェンダリーセットが本当に強いかどうかは責任は持てない。

ではまた。

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